1945年8月9日午前11時02分。
広島への原爆投下から3日後、
この平和祈念像から約500m南側の上空で原子爆弾が炸裂。
約15万人もの人々が死傷しました。
平和祈念像は、長崎出身の彫刻家、北村西望氏によって制作されました。
天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という想いが込められています。
原爆資料館では、被爆の惨状だけでなく、投下の経緯、核兵器開発の歴史、そして核兵器のない平和希求が展示されています。
原爆資料館に入ると書いてある言葉「長崎を最後の被爆地に」。
その願いを込めて、その日、その時、市民は黙祷を捧げます。
私たちは今もなお、
人間が起こす戦争という悲劇に向き合う時間が必要です。
平和祈念像/原爆資料館
写真:季刊誌 「樂」2号より
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