毎年7月最後の土日に開催される、長崎ペーロン選手権大会。
5-6年に一度は新調される舟の材質は杉で、長さは約14メートル。
この日のために練習を積んだ26名以内の漕ぎ手が太鼓とドラを響かせて、
往復1,150mを競漕します。
在留唐人たちによって初めて長崎港で行われたのは1655年。
江戸時代には町対抗で競漕を行う現在の大会の原型ができましたが、
あまりの熱狂で揉め事が絶えず、禁止令が出されたほど。
職域の部、中学生の部、女性の部が行われる土曜日と、
6月から各地で行われる地区大会を勝ち抜いた
各地区の選抜チームがNo.1を決める日曜日は
朝から夕方までペーロン一色。
観るのもいいけど乗ってみたいあなたには、
大会中に体験ペーロンがありますよ。
ペーロン大会/ペーロン体験
毎年 7月最終土・日曜(6月から市内各地で地区大会)
写真:季刊誌 「樂」48号より