港の周囲を山で囲まれている長崎市は、造船業が盛んになるにつれ、
人口増加によって山の上へ上へと住宅が増えて行きました。
道路もまた、山の上へと伸びて行きました。
しかしながら、多くの住宅が建つ斜面に
新しい道路を作ることは難しく、
今も乗用車がすれ違うのがやっとの、狭く、曲がりくねった道が日常。
そんな道を大型の路線バスが当然のように行き交います。
「長崎はバスの運転がうまい」と言われるのは、
この道に鍛えられたおかげです。
狭隘路線バス
写真:季刊誌 「樂」55号より
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