九州北部を横断する長崎街道。
砂糖はここを経て、上方へ、江戸へと運ばれました。
「シュガーロード」と呼ばれる由縁です。
江戸時代、オランダはインドネシアから砂糖を運んできました。
日本ではなかなか手に入らない砂糖は、とても貴重で高価なものでした。
砂糖の荷あげ地である長崎、この地の名物に甘いものが多いのは、
贅沢なおもてなしのなごりです。
さて「長崎の遠か」とは「長崎が遠い」という意味。
「長崎が遠い」ということは「砂糖が届いてない」ということ。
つまり「甘みが足りない」ということ。
それを美しく面白く表現した言葉なのですね。
長崎街道はシュガーロード
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