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陸が足りなくなって、出島は島をやめました。

  • 出島
陸が足りなくなって、出島は島をやめました。

長崎港のように「天然の良港」と呼ばれる港の多くは、
海のそばまで山が迫っているため、陸のすぐそばまで海が深く、
大きな船でも座礁の心配なく入港できます。
でも、栄えるにつれ、港には人が集まります。
街や工場をつくる平地が足りず、港はどんどん埋められていきました。
16世紀後半に港が開かれる前は、現在の長崎港ターミナルから約3km、
今の平和公園がある辺りまで海でした。
出島を訪れると「海に面してないよね?」と誰もが思うでしょう。
長崎港を見下ろす風頭山、稲佐山、鍋冠山の展望台から夜景を眺めれば、
海のそばまで街灯で埋め尽くされていることに気づくでしょう。
それは長崎市が、港とともに発展した証なのです。

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