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お盆に迎えた先祖の御霊を送るために行われる精霊流しは、一般的に霊の乗り物である小さな舟を川や海に流して送る、しめやかな行事です。ところが長崎の精霊流しは、町中に爆竹が鳴り響きます。お墓参りの時に花火をしたり爆竹を鳴らす習慣がある唐人文化の影響を受けた長崎では、 魔除けの意味を込めて爆竹を鳴らしながら、故人の趣味などに基づいて飾られた精霊船とともに初盆を迎えた家族が街中を練り歩きます。見物には、耳栓のご用意をお忘れなく。
精霊流し
毎年 8月15日
写真:季刊誌 「樂」48号より
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